不妊治療⑦〜意気込み過ぎて空回り〜

さて、2回目の移植から約2ヶ月後、凍結胚移植をしました。

振り返ってみると、タイトル通りになってしまったのかもしれません。

 

ワタシもオットも、意気込みすぎた感がありました。

でもみんなそんなもんじゃないかな?なんて思ったり。

 

凍結胚移植は、通院回数が少なくて助かりました。

移植日までに2回ほどですみました。

ホルモン補充で移植なので、エストラーナを下腹部に貼り続けなければなりません。

腰やおしりでもOKと言われましたが、何だか子宮から遠くなりそうな気がして、ずっと下腹部に貼りました。

結果やっぱりだいぶかゆくなりました。

剥がれやすいお薬なので、防水フィルムを上から貼って対応していましたが、息子が喜ぶと思ってフィルムの上から「アンパンマン」や「はなかっぱ」を書きました。

(予想通り喜んでくれてよかった)

 

ここでの移植は4分割胚でした。

分割スピードが早く、もう6分割くらいになっておりグレードもいいものでした。

他にも4個の受精卵を融解したところ、どれもまずまずのグレードで、胚盤胞までいけるかも!と期待を持ちました。

 

が、

どれも胚盤胞まではいけず、凍結できなかったです・・・

移植の結果も、陰性でした・・・

 

これまでの移植では、ダメだと判定日前には生理が来てしまっていました。

けれども、今回は判定日まで生理が来ませんでした。

オットにはそのことは言わないでいましたが、でも気づいており、二人してだいぶ期待しました。

でも、ダメでした。

本当に全身の力が抜けました。

 

もう経済的にも厳しくなってきたし、次で最後・・・

と思うと、とてつもなく怖くなってきました。

 

これまでは「次こそは何とかなるだろう」なんて考えていたけど、

もう後がないし、

凍結胚のグレードがどれも悪いものだったりして、とか、

また胚盤胞までいかないかもしれない、とか。

 

次のチャレンジに希望を持って臨みたいけど、ここまで失敗続きでくると

どうにも気持ちを持ち直すことが難しかったです。

不妊治療⑥〜採卵前日から嘔吐〜

3箇所目のクリニックにて、2度目の採卵に挑みました。

 

これまでの間に家庭内戦争(夫婦げんか)が起こり、とても治療には向かえず、結局だいぶ間があいてしまいました。

 

お決まりのごとく、採卵まで毎日毎日注射に通いました。

でも流れがだいたいわかっているので、前回よりはだいぶ気がラクでした。

 

しかし!

採卵前日、突然モーレツな吐き気に襲われました。

「これじゃもしかして明日、採卵できないかも?」なんて不安になりました。

一日中吐きっぱなしで、ほとんど食べられず。

クリニックに電話してみたら、「もしかしたら内服しているカバサールのせいかもしれないから、内服をやめてみて」と話がありました。

でも前回も飲んでいて何ともなかったのに。

 

思うに、前回の採卵の恐怖を思い出して(痛みとその後の吐き気)、最初から気持ちで負けてしまっていたかも・・・と思いました。

 

採卵当日。

前日よりはだいぶマシになっていましたが、体調不良は変わらず。

でも何とか採卵できました。

しかし、病室がひとつも空いていない!ってことで、のんびり休むこともできず早々に帰宅させられました。

今回もやっぱり、お昼過ぎからトイレとお友達になりました。

 

結果はというと、21個取れて、10個受精。うーん、もう少し受精してくれてもよかったのに。

たくさんタマゴが取れたので、移植はしばらくお預け。2ヶ月後の予約になりました。

 

不妊治療⑤〜失敗続き〜

そして3箇所目。

有名な不妊治療クリニック。産科もあるから妊婦さんもたくさんだけど、プレイルームがあって、息子を連れて行っても順番までそこで遊べるからだいぶ気持ちが楽です。

 

先生は「冷たい」とかあんまりいい口コミがなかったので心配でしたが、お会いしてみると、ワタシはそんな風には感じなかったな、というのが第一印象でした。

 

これまでの経過も詳しく聞いてくれたし、ここは大丈夫かもって思いました。

 

でも、どこも初診は時間がかかりますね。

息子も飽きて飽きてしょうがなくなり、持参したお子様せんべいは完食(1袋)。

オットが迎えに来てくれて助かりました。

 

それに、受診前の電話で「初診は1万5千円程度かかりますので、お金の準備をお願いします」と言われていました。

でも実際のお会計では「2万8千円でーす」と言われ、おいおい!でした。

 

ここでは、初診のときに採卵の予約も取れたので良かった。3ヶ月待ちでしたが。

 

このクリニックは採卵の日を決めてしまって、それに合わせて生理日を調整していくスタイルで、採卵日が決まってしまえばオットの休みも取りやすく、うちとしてはとても助かりました。

 

採卵1回目は、13個取れたけど、受精したのは6個。

採卵は局所麻酔でやったけど、だんだん痛みが強くなり、血圧もだいぶ下がって大変でした。採卵後はしばらく吐きっぱなしで、それも辛かった。

 

採卵周期で新鮮胚移植。結果撃沈。

残りの5個は胚盤胞までいかず・・・

 

何も凍結できず、次回はまた1からやり直し・・・

心が折れそうです。

不妊治療④〜またしても飛んでくるとは〜

心無い言葉が飛んできて、気を取り直して2箇所目。

次は大学病院でした。そんなに不妊治療に関しては有名ではないけど、大学っていうだけで研究とか凄そうな、そんないいイメージで向かいました。

 

ここでもトントンと話は進み体外受精することに。

 

しかし、大学病院の落とし穴がありました。

大学病院って土・日お休みでした。

採卵までの注射って、毎日、土日も関係なくしなくちゃならない。

でも病院は休みだし、ってことで、近所の産婦人科に注射だけ別で通院しなければならなくなりました。

これはこれで面倒・・・

この産婦人科でも初診料を取られ(しかも自費)涙・・・

 

なんとか採卵までこぎつけましたが、

 

採卵が一泊入院!!!

 

えーーーーー?!、でしたよ。

 

東京のクリニックは採卵後15分休んでサヨナラなのに、入院ですか?って。

自費での入院は経済的にとても大変でした。請求書を見て目玉が飛び出ました。

 

そしてここでも心無いというか悲しい言葉が飛んでくることになりました。

 

培養士さんとの会話。

採卵したタマゴをこれから培養して、凍結して、ってことを話していて、

ワタシ「胚盤胞までいって凍結できたかどうか電話で確認とかできますか?」

培養士「そんなこと知ってどうするんですか?」

ワタシ「えっ、はぁ、そうですね・・・」

 

もうここでの未来も見えなくなりました。

 

東京のクリニックは聞いたことは何でも親切に答えてくれたのに(培養士さんは)。

凍結できたかどうかで今後のことも考えられるじゃん?

というか、自分の検査結果知りたいって患者に言われてもそうやって返事するの?

とても悲しかったというか、こんなこと言う人いるんだ?と思いました。

 

ここでは新鮮胚(桑実胚)移植1回、凍結胚盤胞移植1回やって、どちらも陰性。

当然の結果だったのかもしれません。

 

こんなこと言う人に、自分たちのタマゴを任せられない!と思い、またしても転院することにしました。

 

 

不妊治療③〜地方にて心無い言葉が飛んできた〜

オットの転勤で、今のところに来たのは2年前になります。

ここは実はワタシの地元です。そして、オットも10年前に住んでいたことがあるので二人とも馴染みのある土地です。ワタシは実家が近くなったので大喜びでした。

そこそこ大きい都市なので、生活するぶんには大して不便はないところです。

 

しかし、ここで二人目不妊の悩みが大きく膨らむことになりました。

 

やはり東京との医療格差が大きい!ことを痛感しました。

 

こっちの先生はこっちで頑張っているんだろうけど、やはり追いつけない、というか人材もいないんだろうし仕方ないような気もするし、でも全然妊娠できないし。

 

地方に来て一番に通院したのが、地元ではそこそこ有名な不妊治療の病院でした。

先生もいい人そうだし、話はトントン進めてくれるしでいいなと思いました。

 

が、看護師さんがダメだった。

 

二人目の治療なので、息子を連れて行きました。

実家の両親はまだバリバリ働いていてなかなか頼れず、息子も小さかったので気軽に預けられる施設もなかったので。

通院の前に病院に電話で確認したら連れて行ってもOKということでした。

一人目も治療したので、子連れで行くことの申し訳なさはわかっているつもりでした。なので待つ時も隅の方でひっそりとしていました。つもりでした。

 

でも看護師さんに言われました。

「ここは本当にお子さんが欲しいと思っている方ばかりが来るところなので・・・

(だから子ども連れてくるなよ!)」

って。

 

えーーーーーーーっ!

 

うちも子ども欲しいと思ってるんですけど。

一人いたら十分ですか?二人目治療しちゃダメですか?

 

その瞬間、ここでの治療は終了しました。ちーーーん

 

これも地方の格差かなと思いました。東京も冷たい人多かったけど、こんな心無い言葉を投げてくる人はいませんでした。

 

採卵前の注射を開始してしまっていましたが、早々に転院を決めました。

 

ご意見という名の文句を病院に書いたけど、その返答も全然トンチンカンなもので。

 

 ここでの時間とお金を返して欲しい!

というくらい悲しい出来事でした。

 

子連れのバッグ問題

最近、タイトルのことを悩んでいます。

息子を連れて出かける際のバッグをどうしようかと。

 

息子が産まれてから、抱っこ紐を使っている間はトートバッグがメインでした。

抱っこ紐の中に息子がいれば、お財布を出したりもあんまり手間取らなかったので、リュックも持ちました。

マミールーを買ったり、オットが以前使っていたノースフェイスの大きなリュックをかついだり。

ミルクの混合栄養だったこともあり、もともと多い荷物がさらに多くなり、かなり大きなバッグを使用していました。

 

そして、息子が大きくなり走り回るようになっている現在は、

ショルダーバッグをメインに利用して、

公園行ったり長時間の外出時はリュックを使用したりといろいろやってみているのですが、、、

 

飽きた!

 

今、使っているバッグに飽きたのです。変えたくなってきてしまったのです。

 

ワタシはもともと飽きっぽいので、あんまり物事も続かなかったりするのですが、

バッグに関しても小さい頃からいろんなのを使っていて。

 

オットに新しいのが欲しい!と打診してみましたが、

「またー???」と呆れられ、そして一蹴されました。

 

一番はトートバッグが欲しいと思っているのですが、走り回る2歳児を連れていたら手荷物なんて邪魔になるだけだし、と思ったり。

 

でも外出は車がメインだし、結構いけるんじゃない?と思う日もあったり。

 

ネットを見てみると、やはり走り回る年頃の子どもをもつお母さんたちは、リュックやショルダーバッグを持ち両手をあけていることが多いようですね。

 

やっぱりそうだよね、と思いつつ諦めきれないワタシなのでした。

 

実際、今あるトートバッグを試しに復活させてみようと思いつつ、でもいざ出かけるとなるとショルダーやリュックに手が伸びてしまう現実もあるので。

本当は「いらない」が正解かもしれない。

買い物でストレス発散したいだけかも・・・

不妊治療②〜東京の有名クリニックのお世話に〜

埼玉から東京のクリニックに転院しました。

 

そこは体外受精専門のため、トントンと治療の話が進んでいき、流れに身をまかせるようでした。

当時は初診も予約を取らなくてよかったので(今は違うみたいですが)、とても助かりました。

初診のフロアは空いているし、たいして待ち時間もないし、「あらいいわ〜」なんて思っていましたが、2回目以降、地獄をみました。

 

「何これ!!!」と唖然とするくらい人がたくさん!

超超混んでる〜〜〜

超超超待ってる〜〜〜

 

行ったら1日掛かりくらいに思っていかないとダメなんだなと思いました。

 

先生から「朝一で来て」と言われて7時過ぎに着いたら、非常階段にグルグルみんな列をなしてるし、採卵や移植は分刻みのスケジュールが組まれてるっぽいし、驚きの連続でした。

 

そのクリニックは予約は取らずに行けるところでした。それが良くもあり悪くもあり。自然周期の治療だったので、明日も来て!なんてのはしょっちゅうでした。連日の注射はなかったので、身体的にはラクだったかなと今になって思います。

 

当時は仕事をしていましたが週2回に減らしていたし、同僚にも治療をしていることを言っていたので(上司は年下男で言いにくかったですが)、急な勤務変更も許してもらいました。みんな理解ある人たちばかりで良かった!

 

幸いなことに、2回目の移植で子どもを授かることができました。

 

そんな息子ももう2歳半。イヤイヤ期真っ最中です・・・